覚醒

詳しい事はわからないけど、業務の人と自己愛との間に何かがあったようです。

今、自己愛は暴言を吐きたい所を必死で我慢している。けれど我慢は被害者意識を増大させる。「なぜ自分だけがこんなに我慢をしなければいけないのか」きっとそう思っているだろう。ソースは私。

もう一度まとめる。私と自己愛の間に亀裂が入ったきっかけは、彼の被害妄想による他の社員との揉め事です。反対に、その出来事をきっかけに私は他の社員の誤解を解くことができた。

自己愛は人格障害で他の社員は普通の人。当時ACで他人の軸で生きていた私は、共存できる術があるのではないかと甘い考えを持っていました。しかし人格障害者は搾取用の人間を手放すわけにいかない。暴言と泣き落としを繰り返し、巧みに相手を操ろうとする。

この方法はある時期まで上手くいっていて、自己愛の帝国を築けていました。それが崩れ始めたのは、自己愛が共依存者の方へ大きく傾いたからです。実際の所、共依存者は何も考えてなく、ただ思い付きで気分のまま発言する。

それを鵜呑みにした彼はそのまま行動に移した結果、収拾がつかないほど拗れてしまった。そして「会社とはこういうものだ」と諦めていた奴隷たちが覚醒した。滑り込みで私もそっちに入れた。

彼の立場から見ると、共依存者に傾かなければ帝国を守れていたかも知れないと今でも思う。それは彼も薄々勘付いているはずだけど、自分軸で生きていない彼は2割を捨てて8割を選ぶことはできない。8割の中に入りたくても居場所がないので2割に戻るしかないのです。

 

私は今の彼を過去の自分と重ねている。

普通の人の気持ちが理解できず大切な人を傷付けた事。自分の事でいっぱいになって誰にも理解されないと嘆くばかりで、相手を理解しようとする気持ちすらなかった事。理解してもらえないと恨んでいた人が、どれだけの愛を与えてくれているのか気付けなかった事。

自分が愛されたかった人・いつかわかって貰えると望みをかけていた人から見て、自分がただの搾取要員でしかなかった事。そしてそれが治る見込みのない人格破綻者であった事。

下位2割を守るのもいい。捨てる人を「冷たい」と責めるのもいい。

だけどそれは自分の心を殺すということだと思う。

私は今、毒親を捨てる勇気を持つ人が増えることを切に願っています。どうしても救いたいと思うなら、自分が8割に入ってからでも決して遅くはないはずだから。