あるほうがいい

昨日この本を読みました。

世界でいちばん自分を愛して

世界でいちばん自分を愛して

 

私が堀江氏の本を買ったのは10月末のこと。楽天では初めてのショップで何かを買うと楽天koboの500円クーポンが貰える時がある。ヘビーユーザーだから結構な頻度で貰えていたようなのですが、本はKindleだけで充分だと考えていたせいでずっとスルーしてきた。

だけどふと勿体なくなり、クーポンを使おうと物色していて一番最初に気になったのはこの本だった。が、後からもう一度見ようとするもタイトルを忘れてしまい。閲覧履歴も流されたので、お気に入りに登録しておけば良かったと後悔した。それからしばらく思いつく限りの言葉で検索したが引っ掛かることはなく、諦めていたのです。

先週の金曜日、寝る前にたまたまアマゾンブラックフライデーに関する記事を読んでいると、クロにちなんで電子書籍も96円になっているものがあるとの関連記事を見つけたので早速飛んだ。開くとそこにね、いました。表紙の雰囲気だけは記憶してたんだ。

潜在意識は本当に有能だ。私が忘れてしまった後もずっと答えを探し続けている。しかも楽天だと880円だから超有能、96円で買えました。

この本は自分を愛する大切さが切々と書いてあります。クーポンを勿体ないと感じた私は10月の末にはお金に対する価値観が変わっていたことになるのですが、きっかけの一つに、あの甚大な被害をもたらした台風があったように思う。

私は当時ずっとネットの声を見ていて、一部の人に対して『浅ましい』と感じました。先日まで叩いていた芸能人が多額の寄付をすれば途端にいい人扱いし、反対に寄付が少なければ勝手に失望して愚弄する。

一方で富裕層の中には災害に遭いにくい場所に災害対策万全の家を建て、近隣の方の避難場所として提供しているという人もいた。どこまでが嘘か本当かはわからないけれど前者は明らかに本音だろう。そして後者の発想は私にはないものだった。

たとえ私が潜在意識を使いこなせるようになったとしても富裕層になれるかどうかは疑問だ。そこまでの野望がない故に最初から望めないような気もするし。それでもお金はある方がいい、持つ者は誰かに支援を乞わないどころか、誰かを救うことができるのだから。

愛も金も先ず自分。自分が幸せでなければ他人を幸せになんてできない。そこへ辿り着くまでは罪悪感も反省もいらないと、そんなことが書いてある。今の私の気持ちを書き起こしたような本だった。