新しい世界

チャクラ ~直観への旅 (CD付)

チャクラ ~直観への旅 (CD付)

 

少し前に触れた、機能不全家庭で育った人は第三チャクラが開きすぎている、というのはこの本に書かれてるそうなので買ってみました。

みぞおちのチャクラは周囲の状況や繊細なエネルギーをすばやくとらえ、感情という形で当人に伝える仕組みだそうで。機能不全家庭の子供は親の機嫌の良し悪しがまさに死活問題なので、ここで警戒を怠らないようにしているらしいのです。大人になっても他人の中に親の性質と同じものを見出してしまうのは、ある種の『危機感』を呼び起こすからなのでしょうね。

私はもう他人の顔色を見たりすることはほぼなくなりましたが、健全な自尊心を育むことと関係が深い第三チャクラを整える必要はあると感じましたよ。ちなみに、この本はチャクラについてというより覚醒を促す本でして。この中には筆者がエクササイズと呼ぶ、スピリチュアルなワークっぽいものをちょいちょい挟んであります。届いたその日に一気読みして、出来そうなものはやってみた。

するとその夜、殺されかける夢を見て、暖房も付けてないのに暑さと寝汗で目が覚めた。しかも2回も見たんで調べてみると『新しい自分誕生』とか『幸運の訪れ』とか『生まれ変わろうとする私の葛藤や心身の疲労を表している』と書いてありました。『もっと努力せよ、今が頑張り時』というのもありましたけど、概ね吉夢なのかな。

それ以来なぜか元気です。私はあれからチャクラを整える音楽を聞きながら寝たりしてるし、過去やIさんの事を昇華できたせいもあるのかも知れませんし、何が原因かイマイチわからないんですけど。いやー、あのエゴとの戦いがお休みの間で本当に良かった。

 

そして私はレイキヒーラーになりました。レイキヒーリングとは手当て療法とも呼ばれる民間療法で、ヒーラーは宇宙のエネルギーを流す中継の役目です。宇宙のエネルギーとか言うと怪しさ満載ですが、本来誰でも持っている力のようです。ただ、回路を開くためのアチューンメント(伝授)を受けるために講座を受講した次第でございます。

私がレイキヒーラーに興味を持ったのは確か去年の長期休みの間でした(きっかけは忘れた)。日記を読み返すとGWは掃除に勤しんでたので、おそらくお盆休みだと思われます。でも当時の私にとってはとても高額に思えましたし、そこまで必要性を感じなかったから行かなかったのでしょう。

それが、去年の年末にエゴと戦い、チャクラの存在を認め、チャクラと言えばレイキ(靈氣)という流れで現在に至っている。レイキは『まず自分』で、なかなかに高い精神レベルを求められます。私は今のところ生業にするつもりはありませんが、「プロとしてやっていくのなら、最低でも自分の問題は終わらせておくこと」という厳し目の記事もあったりなんかします。

レイキヒーラーはあくまで媒体なので「自分がなんとかしてあげたい」とか「誰かを救いたい」なんていうのはエゴでしかないのだと。ちっぽけな人間の驕りです。講座でも、自分が念をもらうこともあれば、逆に自分の念を与えることにもなりかねないので、必要以上に感情移入しない方がいいとは仰ってました。そういった意味でも、常に『無』を保てる状態が理想なんですね。

『無』といえば『いまここ』でしょ。講座そのものは後半になるにつれて、スピ要素が高まりましたけど、私にとって目新しいものはあまりありませんでした。批判ではなく、難なく受け入れられる状態にあったということです。エゴとの戦いを済ませていなければ欲に振り回されたりなんかして、捉え方は大きく変わっていたんじゃないかと。年末からの一連の流れは完璧だったなと思います。

ヒーラーはお金を払って講座を受ければ誰でも認定を受けることができます。しかし実力をつけるには日々の実践が欠かせませんので、しばらく修行します~。