悔い

先月半ば。来年頭から〈進撃の巨人The Final Season〉のPart2が始まるのに先立ち、総集編が放映されていることを知った。それだけでなくOADまでやるらしいのだ。「これは!録画しないわけにはいかん!」ということで、すぐさまブルーレイレコーダーを買った。

なにやら黒物家電の新陳代謝が進んでいる我が家。前回の断捨離からもう8か月以上も経っている。家電に限らず、微妙に生活の質が上がっていることだし、再びここらでババーンと捨てたいものだ。

 

全然話は変わりますが、OADのリヴァイ編は『悔いなき選択』というタイトルである。何度目の再生かわかんないけど、今朝はそれを横目で見ながらチャーハンを作っていたら。突然、なんかグサッときた。

調査兵団に入ったばかりの初陣で仲間を失った(巨人に喰われた)リヴァイに、団長のエルヴィンが言った言葉がさ。刺さったんだよね。

よせ。後悔をするな。

後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。

そして、決断を他人に委ねようとするだろう。

そうなるとあとはしぬだけだ。

結果など誰にも分からないのだ。

一つの決断は次の決断のための材料にして初めて意味を持つ。

いやー。リヴァイに気を取られすぎて、うっかり流してましたけども。

今はこの言葉の意味がちゃんと理解できるんだよ。「あの時、あぁしていれば」なんて後悔は何の役にも立たない。ましてや、次の決断の妨げになるなんて言語道断なのである。

もしも。その種類の記憶でしかないんなら、過去なんてないほうがマシだとすら思うわ。てゆーか。過去の記憶なんて、全部捨てちゃっても生きていけるんだろうな。多分。

どのみち生きられる場所は「今」だけなんだから。