守るとは

アカデミー賞の授賞式で司会者をビンタした、ウィル・スミスという俳優の話。

事の発端は一緒に出席していた奥さん(病気でスキンヘッドにしている)をジョークのネタにしたこと。

映像を見る限り、その瞬間はウィル氏も笑っていたように見えるのだが。

結局(今のところ)ウィル氏はかなり厳しい状況に立つことになった。

そりゃそうだろな、と。

ところが日本ではウィル氏を支持する声がでかいのだ。きっかけを作った司会者が悪いとか妻を守ったウィル氏に感動したとか、そういう理由。

私は司会者のジョークを侮辱とも差別とも感じないし、一概に暴力が悪だとも思わない。

結果的に多くのものを失う羽目になったわけですが、果たしてそれは「守った」と言えるのだろうか。

感情的になったらあかんね。