先手

ある著名人が双子のベビーカーでバスに乗ろうとし、乗車拒否されたとSNSにあげたことで炎上している。

三次元的には改革の余地があるのかもしれないが、私は五次元的な話がしたい。ちょうどよい題材だったので。

結局この件はその人が待つ位置を間違えていた、ルールを知らなかったということから起きていたのだ。つまり乗車拒否をされたという事実はなかったというオチ。

批判したいわけじゃない。三次元ってだいたいこうだから。

今日はかつて自己愛全開だった上司が「聞いてくれよー」と愚痴を言い出した。客ではなく横の繋がりから余計な仕事をぶっこまれたという。売上にはなるけどさ、今手一杯なんだからやめれ。

経緯を聞くと、どちらも主語がないから全く嚙み合ってなかったのです。暗黙のルールがあったそうだが、会話上では噛み合っていたため齟齬が生じたのだ。しかも上司はニュアンスを読み取るのが下手すぎるもんで。

私も先方の性格をよく知っている。悪い人ではない、むしろ好き。好きだけどそれとこれとは話が別でね。「こっちが先手打って釘刺さないと」と言うと「そうかー。先手かー…」…今頃?このパターン何回目よ笑

言った言わない。相手が悪い、こっちは悪くない。などと言っていてもなんの解決にもならん。揉め事を回避したいならできるだけの手は打つ。

無闇に他人を傷つけるよかいいでしょ。