天と地

約2か月前。ヒーラーさんに「良くいえば三次元に降り立った妖精、悪くいえば宇宙人(理解不能)的な精神を持って生まれた」と言われた時、正直ホッとした。

やっとわかってくれる人に会えた、という感じで。私個人を理解して欲しいのではなく、言葉にできない感覚を理解してもらえたことが嬉しかった。

天使でも宇宙人でもなんならそれ以外でもいい。とにかく私は三次元が理解し難いのである。子供の頃からそう。「人の気持ちがわからない」「冷たい」などと言われ続け、これではいけないと「普通」になろうと頑張った。そして拗らせた。

今の私からすると三次元は普通ってわけではない。だから合わせる必要もないし、もとより頑張る必要もなかったのだ。しかしこうならないとわからなかったんだから、無駄な努力ではないと思っているけれど。

日本は元々神や仏を敬う国である。それは天(五次元)に近い生き方を指す。物質に重きを置くと地(三次元)に近くなる。

三次元に馴染もうとして失敗し、紆余曲折を経て三次元から抜けた、抜けようとしている人は案外多い。大きな声で主張しないからわかりにくいだけで。

とはいえ天と地のどちらが優れているかといったことではなく、どちらも素晴らしい。ただ居るべき場所に居ないと生きづらいというだけの話である。

 

「この世」は愛が溢れている。が、そうでない「この世」もある。

それを隔てるものはガラス1枚だったり、そういうことだってあるんだよね。