あの落ち込みによって私の価値観は崩壊した。進化なのか退化なのかよくわからないし、もはやどうでもいい。
人間関係に変化があった事は書いたと思うけれど、そもそも他人って必要なのかなって。いや必要だけど、なんかおかしくないかなって。（おかしいのは私の方だという意見は認める）
例えば最近だと、元スポーツ選手が不倫を謝罪したのを見て、どうして世間に対して謝らなければいけないのかと思ってしまった。人間には知る必要がないことや知らなければ済むことだってある。それを暴いて世間に晒すのは正義か？
関わったことのない他人の一部だけを見て、あれやこれやと正論を振りかざすほど、あなた達は立派なのかと。別に不倫を肯定しているのではありません。やたらに配偶者や子供の気持ちを推し量るが、そんなものはあなたが考えることではない。所詮想像でしかないからです。
世の中の正しい事ってなんだ。間違いってなんだ。何を基準にしている？全て自分の認識だと思います。そう考えると「あなたにとってはそれが正しいよね」で終了である。そう思うならそれで生きていけばいいんじゃないの？
なぜ他人にそれを認めさせようとするのか。他人の認識を変えようとするのか。私はここにもっと早く気付くべきだった。私は今、他人は変わらないと考えている。変わる可能性もあるけれど、それもこれも本人次第。そういう意味では人間はとても自由なんだと思う。
嫌なら離れればいいし、好きなら一緒にいればいい。離れられた（と感じた）側は辛いかも知れないけれど、概ね自分に問題があるか選ぶ相手を間違えたという簡単な理由である。自分に問題があるんだと、必要以上に卑下する必要も悲観する必要もないんじゃないだろうか。
悪い所があるなら直せばいいし、直せないのならこの先もその人生が続くんだと覚悟を決めればいいだけなんじゃないかって。自分は変わらずして周りを変えようとするから苦しくなるんだと思う。大抵は変わらないので。
私は今、過去に対して無駄な時間を使っちゃったなという気持ちしかありません。それがあったから今こう思えるわけですが。元上司が「他人に期待をしない」と言い放った時、私はなんて冷たいんだろうと思い、反論したことがあります。何を言ったかは覚えていませんけど。
私はやっと元上司の言葉の意味が理解できたような気がする。無駄に熱かったな、あの頃は。ちなみに私は人生で一番幸せを感じている。私の頭の中にあったほとんどの事から解放されたからです。
結論：他人の事を考える時間は無駄（自分の為には考えるよ）
