安全領域

色々考えた結果、これまで関わってきた人格障害者達は単純に自信がないだけなんだという結論に至りました。それはわかったけれど、仕事とごちゃ混ぜにする心理はどこから来るのかがずっと気になっていた。

私がかつてモラハラを受けた会社の社長は、後に「嫉妬をしていた」と言いました。その嫉妬の理由については自分なりに納得しているつもりだったのですが、やはり釈然としないからです。

努力して成果を上げても認めて貰えるどころか蔑まれ見下されて、私の元々低い自己評価はますます低くなった。今はこういう手口だったんだと理解できるし、自信のなさの裏返しだと思える。だけど会社はどうなっても良かったのか。

今の会社も古参社員は自己愛達への復讐を考え始めている。もう会社の為に働いている社員は誰一人いなくなった。そこまで追い詰めなければならなかった理由が知りたい。自己愛達が本当に守りたかったものは何だ?

そして見つけたのがコンフォートゾーン(安全領域)という言葉です。これは居心地のよいメンタルエリアを指し、ストレスや不安などを感じることなく安心して過ごせる環境だという。

例えば年収が低い人が高い人といると居心地が悪いとか、今で言うと非リア充リア充の中に入ると逃げたくなってしまうとか、そういうものだそうです。

もしこれが逆になり、非リア充の中にリア充が入ることによって輪が乱れだすと排除しようとするでしょう。それはコンフォートゾーンが揺るがされるのを防ぐ自己防衛本能が働くからなんだとか。

潜在意識は変化を嫌うので、この仕組みについては当然と言えば当然だと思うけれど、意識的に変わろうとしている人か変わりたくない人なのかは判断できそうな気がする。

つまり変わろうとしない人にとっては変化を起こす人間は邪魔者でしかないということなんだろう。正しいか間違っているか、優れているか劣っているかは全く関係がないのです。正論が通じないのも無理はないと思いました。

 

ここまでわかった所で、昨日福岡で殺傷されたO氏がここでブログを書いていた方だと知りました。犯人にとってはここがコンフォートゾーンだったんだろうか。

人間の闇は深い。