何もしない

数か月前に勉強を始めたものの、ほどなくして株へ脱線してしまった。「そろそろ本腰を入れなければな」ということで、7月終わりから再び机に向かっている。

私は資格を取ろうと思っています。実質中卒のまま何の資格も、高認すら取らずにこれまで生きてきている。今後も資格が必要な職種に就くとは思えないので、このまま生きていくつもりだったのだ。だって本当に勉強嫌いなんだもん。

それがどういうわけか突然、「面白そう」って閃いたんですよ。いや別に面白くはない。至って普通の国家資格だし、生業にできるかもしれないけど今はそのためじゃなくてですね、何かの縁だと思って取ることにしました。

もう1回書きますが、私は勉強というものが嫌いです。仕事を覚えるのは苦にならないのに、勉強は苦痛で仕方ない。だけど人間ってやっぱり面白いことには頑張らなくても力を入れられるようになってるんだなと思います。「頑張らない」というのはこういうことなんだとしみじみ感じている。

潜在意識の達人たちはよく、「何もしてない」とか「好きなことをしてるだけ」と言う。3年前、私が好きだったのは、帰宅してから飲むビールだけ。起きてる間は過去と人間関係にとらわれ、酒に逃げて酔って寝るだけの毎日。当たり前だけど「好きなことをする」ってそういうんじゃないんだよね。そもそも私はそんな自分が嫌いだったのだし。

 

果たして本当に「何もせずに」潜在意識を使って資格が取れるのか。取れる人もいるような気がしますが私に限っては無理だと思う。私は今、自分の意志で会社へ行って働いて、帰宅してから勉強をしている。特に頑張ってるわけでもなく、好きでやってるのです。この状態を「何もしてない」っていうんじゃないかなーなんて、ぼんやり考えたりしますよ。

…脳はお疲れ気味だけどもね。