自己愛の強い人と戦う2

私はこの頃、自己愛の強い上司からのパワハラを受けて、人生で初めて過呼吸を発症し原因不明の蕁麻疹や発熱に悩まされていました。しかしパワハラはますます悪化する一方です。

前回の記事で家族の事を書きましたが、ほぼその再現をされているかのようでした。精神的なお話の中で”人生が上手くいかない時は必ず自分が何かを間違えている”という説があるのですが、私は優しくする相手を間違えていたのだと今更気付きました。

自己愛の強い人は自分の思い通りにならない人や自分の規格から外れた人は要りません。自己愛に愛されるとは常に自分を押し殺さなければいけないのです。

少しずつだけど自分を愛することを出来るようになった私にとって、親や親に似た人の愛情を貰うための代償はもう払えないし、払う価値がないと思うようになりました。そして「愛して欲しくない」と認めることができたのです。

 

特別な何かをしてくれるわけじゃないけど、少なくとも自分を傷付けない人。それは優しい人だって、どうしてわからなかったんだろう。

私はパワハラを受ける度に自分の気分を上げることに加え、人に優しくする・人を褒める・人を笑顔にすることを心掛けました。

理不尽なように思えますが、嫌な事をされたら本人に返さなければ意味がありません(返さなくてもいいですが)。関係のない他人に八つ当たりすれば他人を傷付けて、いずれは自分に返ってきます。

自分の大変さをわかってもらおうとしたり、それで同情を引こうとするのは親と同じ。私はそんな自分と決別すると決めたのです。