自己愛の強い人と戦う3

私は自己愛からのパワハラに対する大人の対応として何度か話し合いの場を持ちましたが、自分に都合の良いように記憶はすり替えられ、不利になると論点をずらされる。全く話になりません。

そのくせ粘着質ですから、こちらが距離を取るとあからさまに落ち込んでみたり悲しそうな顔をして罪悪感を抱かせようとします。

爬虫類のような目で悪意をはらんでいるのに媚びるような顔付きが家族とかぶり、私は嫌悪感を隠し切れなくなっていました。

その反面で自分の感情を一定に保つのにも慣れてきて、普通の人と関わるのが楽しいと思えるようになり、例え嫌な事があっても人を笑顔にすることで自分も幸せだと感じはじめていたのです。 

この態度が更に事態を悪化させるのですが、私はふと自己愛の態度に疑問を持つようになりました。 

 

普通の人は自己愛に逆らうような真似をしません。もちろん態度にも出しませんから表面上は自己愛の思い通りになっているのです。

それなのに何かにつけて不満を持つのはなぜ?心から自分を尊大だと思ってるなら他人に求めなくてもいいのでは?自信があるなら他人の賞賛など要らないんじゃないですか?と。

自己愛は穴の開いたバケツと同じで与えても与えてもいっぱいになることはありません。こちらが常に与え続けなければいけない。

私は自己愛との関係を修復したいわけではありません。二度と犠牲にならないために、その根底にあるものを知りたかったのです。