3か月で辞めた会社の話

私は過去に営業として採用され、僅か3か月で退社したことがあります。その原因も自己愛だったのですが、当時の事を書いておこうと思います。

思い入れの強かった以前の会社を、自己愛からの執拗な嫌がらせによって去り、鬱とPTSDを発症したのち復帰した最初の会社です。

面接官は社内で唯一営業をしておられる方で、仕事への思いを語り合ったりして話が弾み、採用されることになります。今思えば目の奥は笑っていませんでしたが。

 

自己愛は最初にターゲットを異常なほど賞賛します。本人にも言いますし、ことあるごとに連れまわり、周囲の人にも「期待してるんです」などと振れ回る時も多々あります。

表面上は新人を指導する上で特に変わったことではないですが、あくまで自分が上に立っていることが前提です。

 

自己愛は自分が賞賛されることを生きがいとしているので、少しでも馬鹿にされたと感じる所には行きたがりません。相手はそのつもりがなくても、自己愛の何かに引っかかることがあるのでしょう。

そういった相手があっさりと私を受け入れてくれるとなると、とたんに不機嫌をあらわにします。その会社に入って日が経っていないし、仕事が出来るわけでもないので余計に腹が立つのだと思います。

 

自己愛は割と早い内から身の上を語ったりします。特に不幸だったことや自分が傷付いた話が多い。その人の場合は昔苛められていたということ、子供と疎遠になっているという話でした。

これは無意識かも知れませんが、相手の反応を試しているのではないかと思います。ここで過剰に同情したり共感すれば、良心に付け込めると判断しターゲット確定となるのです。