反抗期が続いていた+Iさんの話

前回の記事で書き忘れたのですが「親のようになりたくない、という気持ちは未だに反抗期を続けているのと同じ」という言葉がとても心に響きました。

私は母ができなかった事をするのが悔しかったのかも知れません。母の顔色を見て機嫌を損ねないように家事を手伝ってきたことを今も許せてなかったような気がします。

そして家事を手伝うのが嫌だったわけではなくて、きちんと言葉で伝えて欲しかっただけでした。言葉に出さずに手伝うように仕向ける性格が嫌だったのです。

 

お酒を断ってからもうすぐ1ヶ月。

これまで夜はほとんどお酒だけで過ごしていたのですが、身体が回復してからは毎日バランスの良い食事と翌日のお弁当を作るようになりました。今は家事が苦手ということより体が動く嬉しさの方が上回っているからかも知れないけれど、もう私の中に母はいない。

嫌いなものは嫌いでいいし、気が向いたらすればいい。例えできなくても私はただそういう性格というだけ。これが自分なんだと思えるようになりました。 

 

それから、身体を壊す直前に思いがけずIさんに会いました。たまたま一時的に戻ってきていたそうですが最悪のタイミングで。

あんなに会いたいと願っていたのに、私の肌はボロボロで真っ直ぐ目を見る事もできなかった。久しぶりに見たIさんの笑顔に応えようとしたものの、上手く笑えませんでした。体力が限界に近付くと大切な人に笑い掛けることすらできないんだ。

健康で綺麗で、笑顔しか思い出せないような自分になりたい。