言霊

私は顧客に嫌われた事がない、必要とされて当たり前、という事をいつか書きました。

言葉にするとたちまち傲慢さが満載になりますが、この当たり前というのは自分にそれだけの価値があると思っているからではありません。考えた結果こうなったのではなく、「なぜか知っている」と言った方が近いかも知れない。

これまで故意に引き起こされたミスに対するクレーム処理も散々してきましたが、私はクレーム処理そのものは嫌いではないです。むしろクレームはチャンスだと思っている。

クレーマーはストレスを発散しているだけなので論外とし、フォローの仕方によっては怒られるどころか味方になってくれる事もあります。それをきっかけに他社から乗り換えていただいた事も多くありました。

 

自己肯定感が低い自分がどうしてこの部分だけは親の影響を受けていないのかと考えると、ソウルメイトのNさんのお蔭だという結論に至りました。

働くということを本気で考えた時に傍にいたのはNさんで、私の生活を一変させてくれたのも彼女です。

私はNさんに怒られた事がありません。ごく稀に注意をされた事はあったかもわからないけど、叱るというより諭す感じだったような気がする。そんな記憶が曖昧になるくらい、私を褒めるNさんしか思い出せない。

いつどんな時でも折に触れて「(私)は人に好かれるから、人相手の仕事は喜んでもらえるよ」とかそんな事もよく言っていた。当時は「また始まった(笑」と聞き流していたし、最近まで思い出すこともありませんでしたが。

あの時Nさんは私をただ単に褒めていたんじゃない。Nさんは私の家庭環境を知っていたから私を洗脳したんだ。

今考えてもNさんはスピリチュアル能力がとても高い人だったと思う。その上頭も良い人だったから、私が抵抗しないよう静かに意識を変えていくことくらい簡単に思い付いたはずです。

今更ながらNさんの愛の大きさと深さに気付いて言葉が出ない。