変わる人

数年前にソウルメイトのNさんのお客様に会った時、彼女は私の顔を覚えていなかった。けれど「名前と、怖いぐらい肌が綺麗だったのは覚えている」と言いました。その後すぐ目を背けたのは、私の肌が変わり過ぎたからかも知れない。

20代に入って間もなく、私は原因不明の皮膚病に罹りました。完治しても色素沈着は残ると言われましたが、当時の私はショックよりも安心感を感じたのです。そして10年近くも完治せず、綺麗だった肌は見る影もなくなってしまった。

 

昨日の記事を公開できかったのは、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて情けなかったから。でもIさんに出逢ってキレイになりたいと思えるようになった。自分が幸せだと感じる事を肯定できるようになりつつあります。

先日、お酒をやめてから会っていない知人と会った際、肌が綺麗になったと驚かれた。お酒をやめた事を伝えると、良い方向へ変わる事をとても喜んでくれ、次は禁煙をするよう圧力をかけられました。

こうした反応はこの知人だけではなく他に何人かいて、共通するのは「変わろうとしている人」だという事です。性別も年齢も関係なく、常に前向きに変化しようとしている。

以前の私がそうした人と完全に打ち解けることができなかったのは、どこかで一線を引いていたからだと思う。自分には眩しすぎる世界の人だったのです。

今の私に向かって「負けないように頑張る」と、これから変えたい事について目を輝かせながら語る知人はとても美しかった。

いつか自分も臆する事なく幸せを選択できるようになりたいと強く思います。