世界は自分で作っている

潜在意識のお話の中に「世界=自分」という説があります。

前回の記事で書いた”思い込み”の続きになりますが、例えば「異性にモテたい」願望はあるけれど「自分は○○だから」というコンプレックス等があるとします。この「~だから」こそが思い込みであるというお話です。

でも他人からそう言われたり、それが原因で振られた過去があったりすると、紛れもない現実なのですが、その現実は思い込みによって作られていた。つまり現実にしたのは自分だということです。

 

私はずっと「認められたい」と思っていました。しかし、私を他の誰よりも特別に扱ってくれたソウルメイトのNさんの元からはあっさり去ってしまった。いずれは後を継いで欲しい、とまで言ってくれた彼女は十分過ぎるほど認めてくれていたはずなのに。

家族の中で犠牲になっていた(と思っている)私は、我慢していること・本音を隠していい子でいること・その為に頑張っていることを「認めて欲しかった」のだと思う。

私がNさんの元に居た頃、他のスタッフやNさんの御親族にまでとても大切にして頂いた。自分が犠牲になる要素が無さ過ぎて、その環境の中では「認められる」実感を得ることができなかったんだ。

 

このブログにも何度も書いているけれど、いつになったら親と同じような人と関わらずに済むのか、あんなに嫌だった家族内での役割をいつまで続けなければならないのかとずっと思っていた。

でも、私が認めてもらう為には誰かの犠牲になる必要があり、犠牲にする人間がいなければ成り立たなかったのです。それを望んだのは自分だった。

 

「頑張っても認めてもらえない」という思い込み。世界は自分で作っている。