その常識は本当か

願いを引き寄せられない、潜在意識を使いこなせない理由は様々だそうですが、その一つとして常識に捉われすぎている、つまり思い込みの力がそうさせているという説があります。

私たちは幼い頃から常識という思い込みを刷り込まれながら生きている。自己肯定感が高い人ほど願望を受け取りやすいと言われるのは、その過程で”自分には受け取る価値がある”と無意識に刷り込まれているせいだと思われます。

私は「毒親持ちだから幸せになれない」という思い込みにより願望を諦めてしまっていた。もっというと願望を持つことすら自分に許していなかったのです。引き寄せも何も最初からスタートラインに立っていない。

こうしたマイナスの思い込みを捨て去ることを心のブロックを解除する、心のブレーキを外すと言います。私は親との関係や自分自身を見直すことにより、改善しようとしているのですが、自己愛と戦ったおかげで少し外れかけたように思います。

 

私は当初こんな事を書いていますが、その後に続く戦いの最中も、この行動は如何なものかとずっと自問自答していました。

最悪の場合、内部告発も視野に入れていたので強気だったけれど怖いものは怖いし、自分が正しかったかどうかはわからない。しかし大したことにはなっていない。寧ろ私にとっては良い結果になっています。

 

何をされても上司に逆らってはいけない。給料は我慢代込み。揉め事を穏便に済ませるのが大人。心や体を壊してまで会社に仕えるのは常識なんだろうか。

そして、辞めたら後がない。親の期待に応えないといけない。育ててもらった恩を返すべき。それは本当に本当なのかな。 

世間の常識から少し視点をずらせば違う何かが見えるような気がする。