ミッション

先日3万円の財布を買いました。だけど一粒万倍日と天赦日と大安が重なる9月13日まで使わないと決めています。今まで財布に関してあまり縁起とか担いだことがないので、今回はあんなことやこんなことをしてみようと思う。

色々調べていて、財布の値段の200倍が年収になるという説を初めて知りました。ちなみに今使っている財布は8万円強。8万円でも1600万にならなければおかしい。これは嘘ですね。

私は、お金が欲しい!と思っていた頃、金運を上げるために「神社ミッション」をしたことがあります。多分Iさんに会う前から3年以内の間だった。

「神社ミッション」とは心屋仁之助さんが紹介しているワークで、人気のない寂れた神社の賽銭箱に1万円入れましょう、というものです。このワークはお金や物に対する執着を手放すのが目的なので、ご利益のなさそうな所がポイントなのだそう。

執着を捨てることでお金が入ってくるかも知れないし、現に入ってきたという方もおられます。効果は期待せず、とにかく先に出しましょうということらしい。

私は寂れた神社ではなく、何となく栄えて欲しい地元の神社に行きましたが、特に変化はありませんでした。執着が取れなかったということなのでしょう。でも、それから間もなくトレードで5万円程入ってきたので、まあいいかと思ったのは覚えています。(多分ご利益じゃない)

 

最近まで、神社ミッションの名前すら綺麗さっぱり忘れていたので、検索したついでにもう一度読んでみました。

実はこの神社ミッションはしたらアカン人もいる。それは他人のためなら使えるけれど、自分のためには使えない人だそうです。私が我慢をして誰かが楽になるのならと、自分を犠牲にしてしまう人。つまり自己犠牲の精神の持ち主。

例えば家族にお金を無心されているとか。こういった方は逆に、人に冷たくする・人を見離すミッションが必要なのだそうです。

 

お金とは関係ないけど、私は今、つくづく自己犠牲の精神はよくないなと痛感している。いえ別にいいんですが、自分を犠牲にするなら「自分が決めたのだから何があっても受け入れる」というくらいの強い覚悟が必要だと思うのです。

「こんなに犠牲になったのだから」と見返りを運に委ねてしまっては”いつか”の幸せは絶対に来ない。

自分を大切に思えるようになると、自分を大切にしてくれる人を選ぶようになる。そして大切な自分を大切にしてくれる人を、大切に出来るようになる。まかり間違っても、自分の機嫌次第で大切な人を傷付けることなんてできなくなる。

誰かの機嫌をとるために犠牲になって、自分の感情がジェットコースターのように変化するならば、それは他人の機嫌を取れるだけの器がない証拠だと思う。自己犠牲でもなんでもない、ただの自信過剰だ。自分の能力を高く見積りすぎだし、単なる思い上がりだ。

他人に対して、自分の力が及ばないなら逃げればいい。さっさとそこから降りてしまえば良かったんだ。それは冷たさでもなんでもないと思う。キャパ以上のものを求める相手のほうがおかしいのです。

「変えられるのは自分だけ」

鬱病の彼の件で、この気持ちはいっそう強くなりました。