邪気

部屋を掃除して1週間が経ちますが、まだ綺麗な状態を保っている。それどころかまだ捨てる物はないか、デッドスペースを有効活用できないかと、ふと思い立ってはウロウロしています。

私はかつて綺麗好きだった時期があるけれど、今と違うのは人の出入りが多かったところです。当時は交友関係が広かったのもあり、突然友人が来るのは当たり前だったからモチベーションが維持できていたのかも知れない。年齢を重ねるごとに人を招き入れることへの抵抗が増え、それに伴い私の掃除嫌いも加速した。

2週間前を振り返って、私は掃除嫌いなだけでなく現実を直視するのが怖かったんじゃないかと考えています。頭の中には常にやり残したことがある。逆に言えばやる事があるということで、それらを失った時の自分がどうなるのか想像できなかった。果たして私はその状態に耐えられるだろうかと漠然とした不安を感じていたような気がするのです。

今は会社から帰ってきて掃除機をかけ、習い事に行き、綺麗な部屋に戻るのが楽しい。漠然とした不安はただの取り越し苦労で、本当は怖いことなんてありはしなかった。何もする事がない生活は思った以上に快適だ。まだ起きてもいない未来に不安を抱く馬鹿馬鹿しさを思い知りました。

 

ちょっとオカルトチックな事も書いておきます。汚れに対するセンサーが格段に落ちたと気付いたのは今年に入ってからだと思う。習い事に行き、物を買いまくって自分では元気だと感じていたのだけど、家に入ると途端に疲れてしまう。とにかく体が重くて、起きるのが辛い時も多かったです。

この2か月ほどは酷く、私的な約束をすっかり忘れていたりと、今思い返しても記憶があまりない。離人感というものなんだろうか、自分が自分じゃないような感じ。生霊かと思い調べてみると、憑いてるっぽいのに祓えない。一時的に良くなったような気はするけれど何かが違う。特に玄関と寝室の空気が重く、説明しがたい陰の気が纏わりつくような感覚がありました。

以前から薄々感じてはいたのですが、変化に伴う好転反応だと思い見過ごしてきた事。気の流れを調べるには透明なコップに水を入れて2時間ほど置いておくという方法があります。何の変化もないのが普通の状態で、コップの内側に気泡が付くとよろしくないとされています。

私が玄関で試したのは先月の半ば過ぎだったと思いますが、ものの数分で気泡が付いてました。2時間後には更に増えており、相当に酷い状態だったようです。(ちなみにこれを書いていて同じようにコップを置いてみましたが気泡は見当たりませんでした)

今年に入って大量に靴を買い替えた際に古い靴を捨てたのですが、まだ迷っていた靴が数足置いてありました。それらを粗塩と共に袋に入れて捨てたのが良かったのでしょうか。古い靴は運気を下げると言いますし、古い物(特に布)は邪気が溜まりやすく、マイナスエネルギーを発するようになるそうです。怖い。

斉藤一人さんも似たようなことを仰っていました。


斎藤一人 断捨離で運勢を上げる