統合

サロンの帰り際、大量のオイルを使ったことと感情の解放が起きたことで、結構大きめの好転反応が出るかもしれません、と言われた。

翌日のお出かけは控え、ゆっくりしていたのだが特に変化はなかった。少々の怠さを感じ、夕方までゴロゴロしていたせいもあるのだろうが、妙な高揚感の影響で、寝たのは今朝の5時。

ヒーラーさんが一番心配していたフラッシュバックもなく。「もしも誰かにぶつけそうになったら、私に電話してくれてもいいですから」とまで言ってもらったが、ありがとう、大丈夫です。そういう所は通り過ぎています。

 

お盆明け、母から「鰻を食べに行こう」という誘いがあり、その週の土曜に約束をしていたのだが。お店がテイクアウトしかしていなかったため、前日に母へ電話をした。結局その日に母からの折り返しはなかった。「あぁ、またか」

正直、私は行きたくなかったので寧ろ好都合だと思い、次の日はゆっくり寝ていた。夕方になって母から鬼電が入る。もちろん無視する。次の日も無視。月曜に電話をしたら「眼科に行ってた」という。「で?」っていう話だ。

鰻屋さんは開いてた?」と聞いてきたので、店内で食事は出来ない事を伝え、「また再開したらね」と言って電話を切った。「また」があるかどうかはしらんが。

自分から誘っておいてドタキャンをするのは今に始まったことではない。どういうわけか母はそういう人なのだ。それがいわゆる試し行為というものなのか、それともただの我儘なのかが全くわからなかったので、昔はその度にキレて喧嘩になっていた。

でも。今は怒りの感情なんて全然なく。何がそうさせるのか、何が原因なのか、そんなことはどうでもいい。そういう類の人の生態に興味がないのである。私は理解しようとするから、理解したかったから怒ってたんだなって気付いた。

 

インナーチャイルドは無意識の部分と深く関わっているという。 

笑ってるってことは、既にあの子は手放している証拠だ。あの子の笑顔を見て、「かわいそう」だと思うのは今の私のエゴでしかなかった。

このタイミングであの子に会えたのはとても良かったと思う。私たちは同じ方向を向いているのがわかったから。