3月の終わりからロシア語の勉強をしている。
キリル文字と呼ばれるロシア語のアルファベットが最初の難関だと言われるらしいけど。いうても記号を入れて33文字、複雑さでいえば漢字の足元にも及ばないだろう。
じゃあなぜここで挫折する人が多いのかというと、日本人は義務教育で英語を学んでいるから。同形異音がかなりのネックになるのだと思う。
たとえば英語Nがロシア語のHであり、PがRだったりする。И(イの音) というNの紛い物みたいなのはどうしてもエヌと読んでしまうし、Я をRと勝手に脳が認識する。 З や б に至ってはもはや数字にしか見えないのである。
要するに脳が混乱するのだ。(この時点に限って)頭の良し悪しは関係ない。肝は脳です。
思い込み、というか一旦脳にインプットされたものを覆すのは容易ではないなと改めて感じた。がしかし、脳の主人は私なので。下僕である脳に主人がコントロールされるなんて許されないの。
まぁ文字をクリアしたところで、やっぱりとんでもなく難しい(めんどくさい)から、早めに挫折しといたほうが良かったかなと思ったりもするんですが。
意外に脳は慣れるものだ。この体験は面白かった。