自分らしく

お酒を断ってから2か月。家事の件から私の中は大きく変わったように思います。その頃から「自分らしく」「ありのままの自分」「本来の自分に戻る」というキーワードを目にしたり聞いたりする事がとても増えました。

私はいつか今の気持ちを忘れてしまう。目まぐるしく変わる微妙な心境の変化を残しておきたいと思い、ここではネガティブな気持ちもありのまま書いています。

現実では相変わらず波動を上げるように努めているのですが、まず怒る事が極端に減りました。良い意味で他人に期待をしなくなったことと、いい気分でいる方が楽だとわかり始めたからだと思います。

 

ブログを書き始めた頃、「これ以上人の機嫌をとりたくない」と書きました。しかし実際に機嫌を取ることは減ったものの、どうしてもそういう人に焦点を合わせてしまう癖が抜け切れなかった。だけど自分は本当に嫌だったし、そんな自分が嫌いだったとはっきりわかったのです。

普通の人と普通に接していれば殆どの人は不機嫌になりません。明らかにこちらに非がある場合を除いて、機嫌が悪いのはその人のせいなのです。多くは甘えからくるものだと思うけれど、そうした欲求は尽きることがありませんから無限ループです。

いつからか敢えてそういう人から目を逸らすようになり、今では関わらないようになりました。生理的に受け付けなくなってしまった気がします。自分の都合で機嫌の悪い人はそのまま不機嫌でいればいいのです。

 

私は自己愛に濡れ衣を着せられたと知った時、想定内だったのもありますがさほど感情のブレはありませんでした。怒りもしなかったし晩御飯の事を考える余裕すら持ち合わせていました。

愛情の反対は憎しみではなく無関心だと言います。もう私はこれっぽっちも何かを期待する気持ちが残っていないのだと思う。 ただ、憎しみがない代わりに同じ空間にいるだけでも耐えがたい嫌悪感を感じる。

私が自分らしくいられる場所はここではない事は確か。 この拒否反応をいつまで抑えていられるだろう。