過去記事、幸せ恐怖症の原因の補足とその後を書きたいと思います。

私は若い頃、異性がらみのトラブルが多いのが悩みでした。その頃はどちらかというとドライだったので依存とは無関係であったと思うけど、友人の恋人や好きな人が私を好きになる事が結構ありまして。

恋人の友人を好きになると言う事は、元々その男性は本気だったわけではないと思います。もちろん私の事も目新しいおもちゃ程度にしか見ていなかっただろうから、私も当然相手にしていなかったけれど、友人から責められるのは私です。

私の当時の恋人は浮気をしていて、私はそれに気付いていましたが、相手の女性を恨むことはなかった。性別に関係なく、浮気は本人の意思がないとできませんから、盗った盗られたというのは違うような気がするのです。だから責められる理由がわからなかったのでした。

百歩譲って、私が盗んだのなら文句を言われても仕方がないとも思う。実際、私が原因で別れた事もあるようですが、私を口実に使ったのかも知れないし、本当のことは彼一人にしかわからないのに何故私だけが責められなければいけないのか。

こうした出来事が重なり、異性が絡むと女性は面倒くさいというイメージが私の中で完全に定着してしまった。いや、元々母を見ていて付いたイメージが、より強固になっていったんだろう。

だから仕事だけは、女を利用していると絶対に思われたくなかった。努力の結果だけを見て欲しいとずっと思っていた。そのために自分を追い込んでしまったという自覚はあります。

それでも色々とあって。私は次に生まれてくる時は絶対に男に生まれたいと本気で考えていました。単に力不足だったのかも知れないし、何かしらの原因が私にあったのかも知れない。だけど私は目立たないよう、徐々にお洒落からも遠ざかっていった。

過去記事から計算すると1年4か月前までは、まだ女性への恐怖心を持っていた。あれから、すっかり着けなくなってしまったアクセサリーを着けるようにもなり、少し自信も湧いてきました。

以前にモテるようになったと書きましたが、その頃から男性に「キレイ」とか「美人」と言われることが増えまして。この年でそれはないだろと思うけど「可愛い」とかも言われたりします(恥)。

もちろん鵜呑みにして浮かれることもありませんし。自慢したいわけでもない。ただ、今の私はそれを利用しようと思えていることが嬉しいのです。利用といっても騙す意味とは違って、誰かが喜んでくれるならいいかなと思っている。今の私なら、もし誰かに何かを言われたとしても百倍にして返せるから。

 

昨日の記事はタイムラグがあります。数日考えてちょっと落ち着いたものの、まだIさんへの気持ちは複雑だ。

だけど自分の顔を受け入れられるようになったのも、やっぱりIさんのお蔭でしかなくて。Iさんに逢えたから自信も持てるようになって。「キレイ」って思われたいのもやっぱりIさんだけなんだよ。