ある出会い

願望について考えない日々はとても平穏です。潜在意識も同じなのですが、少し前に不思議な事がありました。

私はある女性が苦手で、彼女はいわゆるマウンティング女子(女子でもないけど)に属する。彼女と私は同じ土俵に立っているわけではないのに、必ず何かを見つけ出して張り合ってくるタイプです。おまけに年下である。

適当に「そうだね」と流せればいいのですが、私の器が小さすぎるのか、とにかく不愉快な気持ちになります。この不調とも思われる時期に彼女には会いたくなかったのだけど、会わざるを得なくなってしまった。

詳細は書きませんが、ある持ち物について「私はまた上から目線でドヤ顔をされるんだろう」と思っていました。嫌だけど何とか回避できないかなって。するとあり得ない方向からそれがやってきて、立場は逆転したのでした。

私が手に入れたわけではありませんが、とにかくその場だけはやり過ごすことができたのです。彼女の顔をみて「勝った」と思った。

私は基本的に人と争いたくない。特に持ち物などで争うのは浅ましいと考えている。だけど何となく嫌になっちゃったんだよね。一方的に不愉快な気分にさせられて、相手はいい気分になってて、また私は自分を犠牲にするのかなって、そんな風に思ってしまって。

 

そんな事があり、積年の恨みっぽいものも晴れた所で何となくCDを借りに行きまして。私はそういうお店を年に数回しか利用しないし、目的を遂げたらさっさと帰るタイプです。

なのに普段は全く興味のないジャンルのDVDを見たくなって探した所、お目当ての物は見つからず立ち去ろうとした時に、すぐ上の段にあった「ザ・シークレット」が目に飛び込んできたのでした。

ザ・シークレット』とは引き寄せの法則について書かれた書籍が有名です。おそらく潜在意識に興味を持つ人なら一度は見たタイトルだと思う。私ももちろん存在は知っていましたが、これまで難しい本だと勝手に思い込んで敬遠していた。

その上、潜在意識にうんざりしていたせいもあり、なぜこのタイミングなのかと思いつつも借りました。呼ばれたような気がしちゃったもんで。(懲りてない)

感想ですが、私はなんか色々根本的に間違えてたのかも知れないなと思いました。私は何度も再生して聞き流していますが(ある程度見た後は、映像を見なくていいと思う)、彼女との出来事は私が引き寄せたのかなーとか思えてくるから不思議。(単純)

私はあの時、彼女との嫌なやり取りを想像していたのではありません。勝ち負けに拘ったわけではないですが、彼女がマウンティングできないような状況を探していたのです。ここポイントみたい。