ダイヤの話

『愛を表現する石』のついたリングは画像で見るより何十倍も美しかった(喜)。小さいのでよくわからないけど脇に付いたダイヤは表記以上のグレードであるように見えます。勿体ない気がするから未だに嵌めることができないでいる。せっかくなので開運日から着けようと思い、今は眺めるだけにしています。

”リングを買うのはこれが最後かも知れない”と、そう考えていたのですが、夢で見た10月30日にまたまたジュエリーを買ってしまった。あのリングが届いてからまだ10日ほどしか経っていないというのに(汗)

以前にPC上でビジョンボードを作っていると書いたと思いますが、先月なにげなくネットを見ていたら、ウィッシュリストなる単語を見つけました。詳細は調べてないけど、とにかく夢や願いを100個書き連ねるというものらしい。

試しにやってみたところ、私は頑張っても70個くらいしか書けませんでした。その内容はビジョンボードのものと変わらない。ということはビジョンボードの願い事は大半が叶っていないのです。私はずっと同じ願いを握りしめているだけだ。

 

その日、私がビジョンボードに欲しいと書いた某ブランドの会社が買収されるかも知れない(その会社は否定しています)というニュースを見て、焦りにも似た感情が湧いた。今買わなければ私は後悔するかも知れないとか、今買っておけば資産価値が上がるんじゃないかとか。

私は特にそのブランドが好きでも憧れてるわけでもありません。ただダイヤの評判はよく目にするので、一つ位は持っておきたいと思っていただけです。しかし好きでもない物にブランド代として多額のお金は払えない。

ネットを徘徊していると、私の理想通りの、普段使いにはほどよい大きさ・グレードがそこそこ良い新古のダイヤリングを見つけた。しかも1年ほど前に購入しており、もちろん箱と鑑別書付だ。色々計算すると、新品の消費税に毛が生えた程度の金額になる。…買うでしょ。

家に帰ってウィッシュリストに横線を入れるのを楽しみにしながらノートを開くと、書いたとばかり思ってたリストには入っていなかったのでした。そういえば数日前に書き直した時にリストから削除したんだった。

なんとなく分不相応な気もしていたからです。好きでもないからといって中古を購入して身に着けるのはブランドに対する冒涜ではないか、こういう物は思い入れがある方がいいんじゃないか等々。色々考えたけれど要するに身に付ける自信がなかったから、諦めてしまったんだと思う。

でも、いざ届いた物を見てそんな思いは一気に吹き飛んでしまった。早速着けてみてもあれこれと気負うほどではなかったし、ダイヤは噂通りとても綺麗で付属品も申し分ありませんでした。ていうか、あまりの安さに申し訳ない気もしましたよ。

肌とダイヤ。何年越しの願いが一度に叶って思うのは、叶わないのは自分のせいだということ。叶わない原因が必ずあるはずだ。求めるのも、それを邪魔するのも自分なんだよなぁ。

余談ですが、そんなこんなでまんまとそこのダイヤに魅入られてしまった。いつかお店に行ってみようと思っている。