恩恵

潜在意識が変わる時、チャンネルを変えるようにサクッと、または強烈な出来事などによって一瞬で、とかなら楽なのだろうけど、力技で変えようとするのはとても疲れる。Iさんに出会う前に買ったお高めの美容機器を、最低でも10日おきに使い続けてきたのですが、去年の秋頃から使った記憶がありません。それくらいいっぱいいっぱいだったのだろう。

というか全ての記憶が曖昧だ。その時は普通に生きているつもりなのだけど、後になってから「現実を生きていなかった」ような気分になることがよくあります。お盆を過ぎてから今までの数か月は現実的には空白ながら、スピリチュアル的な精神面は大きな成長を遂げた期間だったのだと思う。いま私の目に映る世界は、以前とは違う景色だ。

 

今月上旬のスピリチュアル体験はいわゆる覚醒というものだったんだろうか。調べたところ、一瞥体験なるものがあるそうで、悟りをチラリと見る(一瞥)ことで一時的に覚醒する体験のようです。それによって価値感や意識のあり方が大きく変わるなどと言われております。体験の仕方は人それぞれみたいなので、私が当てはまってるかどうかは謎。

そもそも私はなぜ覚醒したがっていたのかもよくわからない。私は幸せになりたかった。潜在意識を使い、ありとあらゆる望みを引き寄せられるようになれば、幸せになれるはずだと思い、この世界に足を踏み入れたはずだった。けれど私はそこに至るまでに「幸せ」になってしまったので、目標を見失ってしまったような戸惑いに似た何かはあります。

欲がなくなったと感じ始めた頃、「私どうしちゃったんだろう」とか「欲しいものがなくなるなんて寂しい」とかグルグル考えてましたから。その一方で、「『何もなくても幸せ』な人になりたい」という相反する望みもあったので、今その状態にいるのかなとも思う。結局どちらが幸せなのか?過渡期の最中には考えることすら無意味な気がする。

新型コロナウイルスの影響。私が住む県はまだ感染者が出ていない(発覚してないだけ)が、ワタシ地域のイベントは早々に中止になりました。不満の声を上げる人も少なく、当日は各自で思い思いに楽しんだようだ。民度は高くない方だと思っていたのだけど、意外にマトモだったことを知った。すみませんでした。

あのSHARPがマスクを生産するらしい。なんという二毛作。私は昨日の朝、ふと斉藤一人さんのレモネードの話を思い出していた。神は絶対に不利なものをくれない。ただ、幸せになるものはくれるけど幸せはくれないの。だから酸っぱいレモンをもらったら砂糖を入れてレモネードを作るの。健全なる努力をしなきゃいけないのだというお話。一人さんの仰るように、ウイルスは新たな価値を生んだのだと感慨深かったです。

私はとうとう宇宙が本気出してきたなと思っていた。このウイルスは人類への最後のお試しであり、これによって二極化は決定的なものになるんじゃないかと。今探したらそれらしい記事を見つけました。2020年の春に二極化の最終ゲートが閉じ始め、夏には完全に閉じるのだという。去年の上旬の記事ですが、ピッタリ重なってますね。真偽はわかりませんけどね。

私の持ち株の含み損はえらいこっちゃになってますが(泣いてない)、このウイルスがもたらす恩恵をこの目で見届けるつもりだ。