覚悟

スピリチュアル界隈ではやたらに『風の時代』という言葉を目にします。来年2021年からその風の時代とやらに突入するらしいのですが、占星術で見ると、今年の12月22日に木星土星が大接近するグレート・コンジャクションという現象が風の星座で起こるから、と言われている模様。…よくわかりませんが、とにかく大きな転機なのでしょう。

200年続いてきた今現在は『地の時代』と言われ、キーワードは安定、組織、権力、物質的、地位。今後200年続く『風の時代』のキーワードは自由、広がり、個、対等、調和。つまり「もの」から「こころ」。今、物質主義から精神主義へと移行するパラダイムシフトの真っ只中にいるのだという。まさにアセンションですね。

興味深いのが11月14日から、新時代に向けて一層の加速化が進んだらしいということ。ものや金を第一とする物質主義から解放され、従来の価値観を超える新しい意識を獲得する必要があるのですが、当然誰もがそうなるわけではありません。残念ですが、そういう人は置いていくしかないのです。今は自分の事に集中すること。

風の時代は「自分の人生の責任を自分で持つ生き方」が基本となるようです。私は常々、無力さを武器に自分が与えた以上のモノを貰おうとする人々の常識を疑っている。そんな関係は対等とか公平なんて言えません。どちらかが一方的にもたれかかるような関係は、今後通用しなくなるということです。

別に無力でも非力でもいいのよ。たとえば「この人が笑ってくれるだけでしあわせ」そんな与え方だってあるんだから。自由をはき違え、自分の気持ちに正直に生きたいなどといって負の感情をぶちまけるのはただの甘えです。貰うばかりで与えない人は見捨てられる。それこそが公平と言える時代になるのだと考えている。当たり前なんだけど。

 

会社の彼女は最近機嫌が悪いです。想定内なので特に問題はないのですが、唯一の長所だった「明るさ」すら自分で保てない人だったんだなと、改めて驚いてはいる。私はもう彼女が不幸か幸せかなんてどうでもいいです。明るくても暗くても、私の精神状態に影響を与えることもありません。文字通り、私は何も困らないのであった。

持たない人が「失う」って怖いんですよ、ほんとに。ではどうすればいいのか。持てるように努力するか、失わないように努力するかの二択だと思いますけどね。愛も金も。もちろん私のように「失くなったら死ぬ」という岡本太郎的な究極の選択もアリですが。なんにせよ必要なのは『覚悟』なんでしょう。