回顧

公開する順番が逆になってしまいましたが、『人はなりたい自分になっている』から、『この世に不幸な人は存在しない』という結論に至った次第でございます。

 

心の中から他人が消えた夜、私はこの上ない安息感を感じていた。この時間がずっと続けばいいのに、と思うほどに。瞑想などで意図的に無になることはあっても、自然にそうなったのは初めての経験でした。安息感に浸っていると何故か、「この世界には私しかいないんだなぁ」という気持ちが湧いてきて、それがまた心地良かった。

そうなんですよ、この世界には自分しかいないんです。もちろん現実世界には他人が存在しているように見えますが、『私の世界』には私しかいないんです。私だけじゃなくて皆そうなんですけど。個々に『自分の世界』を持ってる他人に、あれこれラベリングしたり肉付けしてるのは自分だったのだ。なんか馬鹿みたいですね。

その体験があったからか、私の思考は更に『この世には幸せな人しかいない』へと進化しました。他人がどう感じているのかはわかりませんが、私の世界はそうなんです。素晴らしいですね。楽園じゃないですか。もちろん私も幸せだし、皆の足を引っ張らないようますます幸せにならなければいけないなと思います。

この美しい世界を想うだけで、胸の辺りからシアワセが溢れてくる。ちょっと言葉では言い表せない感覚が広がります。そういえばしばらく忙しかったので、シアワセを感じることがなかった気がする。

 

私は今の気持ちで回顧してみた。なんだかんだ言っても母は自由で幸せだったのだと思う。実際今の母は幸せそうだし。私に暴力を振るうことで怒りを発散した父と兄弟もそうだ。私はそれを受けてあげたでしょう?そのくせ父は虐げられるのが好きだったのだ。実はマゾだったのかもしれない。母と結婚できて良かったね。

私に「嫉妬していた」と言ったパワハラオーナーは内縁の夫からDVを受けていた。そんな旦那の手前、従業員の方が売上多いと面子が立たないもんね、ごめんなさいね。子供だった私は大人の事情を汲み取れませんでした。でもそんな旦那と一緒になれて良かったね。…書き出せばキリがないな。とにもかくにも、みんな幸せだったのだ。

私が認識していた過去は変わるかもしれない。