記憶

『この世界には私しかいない』とわかった夜、頭の上に空白の空間があることに気付いた。イメージ的には白くてローソクの炎のような形に見えます。元からあったのか、急にできたのかは謎だけど、とにかくそれは存在してて。

私の中には今も他人がいない。こうして日記を書く時に対象を思い出したり、不意に誰かが頭に浮かぶことはあるけれど、基本的にはいない。それでも現実世界からはもちろん、ネットを見ているだけでもありとあらゆる情報が記憶として蓄積される。それらをクリアにしたい時、この空間がとても役に立っています。

そこは完全な「無」であり、いかなる人も記憶も入れることができない模様。その空間にアクセスするだけで、簡単に「無」になれるという画期的かつ素晴らしいシステムである。ちなみに頭上は第7チャクラがある場所で「宇宙エネルギーをキャッチする受信機」とか言われていますが、空間との関係性は不明。

あと、ハイヤーセルフもこの辺りにいるらしいんだけど、心の奥にいるとの説もあって、どれが正しいのかわかりません。繋がることに意味があるので、どこにいてもいいかなと個人的には思っています。私の『内なる存在』は細かいことを気にしないはずだ。

 

ヒトの悩みと言うのは人間関係が大半を占めるっぽい。自分の世界に他人が存在しないのなら、それだけで苦悩のほとんどが消えるということでもある。ただ私の場合、現実世界でも人間に価値を置くことが少なくなったのは問題かもしれないな。人間そのものの重要度が著しく下がった気がする。

その代わりというのもなんですけど、以前よりも人と関わることが好きになりました。元々は受け身で、どちらかというと親密になるのを回避する傾向にあった。それが今は人といるのを心から「楽しい」って感じられるんだよね。当然そんな相手はまだまだ限られてるけど、これから少しづつ増やしていこうと思う所存。

 

楽しい記憶は楽しい波動を生み出し、次の楽しさを引き寄せる。記憶に操られるのではなく、「記憶を取捨選択できるようになる」のが当面の課題です。