ひと安心

我が社の問題児が退社したのと同じ2月下旬、お世話になっているお店の女性から「突然ですが、お店を辞めました」というメッセージが来た。理由を聞くも返信はなく。よほどの事情があるんだろう。数日置いて「落ち着いたらご飯でも行きませんか?」と送ってみたけど、それにも返事は返ってこなかった。

顧客が多い彼女は連絡先も多いはずだから忙しいのかもしれない。事情を聞かれたくないのかも。色々考えて、それからは気にしないようにしてたのですが、昨日無性に彼女のことが気になった。「メッセを送ろう」スマホを手に取って、やっぱりやめた。うまく言葉が見つからない。

今日、仕事の帰りにスーパーに寄ったら、そこで彼女に会いました。思わず抱き合ったよね、店内なのに。退社の理由は、THE理不尽な出来事だった(コロナとは無関係)。自分も似たような道を通ってきたけど、私はもう昔のように怒ることができない。組織とはそういうものなのだ。

売上さえあげればいい、利益を上げてナンボ。そういうことじゃない世界ってあるのよ。今ならわかるんだけどな。推定だけど、彼女は私が前の会社を辞めたくらいの年齢です。大丈夫。まだやり直せる。そしていつか「あれで良かった」と思えるようになる。というか、そうであって欲しい。

 

断捨離を始めた頃、地域限定の御食事券みたいなのが当たりまして。2,000円払えば7,000円分の食事ができる、みたいな。会社の人に誘われて応募してみたら当たったのは私だけという気まずいシチュエーションだったけど有難い。それで彼女とご飯食べに行きたかったんだよな。

彼女は喜んで快諾してくれた。お店は彼女に選んでもらったのだけど、偶然にも私が行きたかったところ。引き寄せちゃってるんでしょうか。ちなみに私が送ったメッセージはスマホの故障で届いてなかったのだという。

ついでに、彼女は私と会ったスーパーをよく利用するけど、その時間に来ることはほぼないとも言っていた。引き寄せてますねー。

とにかく、安心したわ。