どちらかを悪だと決め付けるのは難しい。
弱者に寄り添う=優しいという概念があるようだけど、わかりやすい弱者にしか寄り添えないのなら、それは問題だ。
ある場面では「どんな理由があっても弱者に暴力は許されない」ものであり、またある場面では「耐えられない理由があったのなら弱者の暴力は許される」もので。要するに、弱者はいついかなる場合でも正当化されるってことだ。バカみたい。
そしてこれは強者にも通ずるものがある。
強者は悪、弱者は善ではない。強者の中に善と悪がいて、弱者の中にも善と悪がいる。善は善と、悪は悪と引き寄せあう。それだけのことなのです。