ちょうどＩさんを好きになりかけた頃あたりから、Ｏさんとの距離が縮まった時期があります。やけに連絡が頻繁になったりした程度なのですが。その時、彼を好きなままでいたら嬉しかっただろうなと思っていました。
潜在意識のお話では「願いを諦めると叶う」という考え方があります。いわゆる手放しと呼ばれるもので、執着がブレーキになるので捨てた方がいいよという事。
私はこれを何度も経験しています。しかし私の場合、本当に諦めた後なので叶ったけれど叶ってないというモヤモヤしか残らない。
大きかったうちの１つは、メサコンちゃんと働いた会社の事です。私に昇進の話があったのは退社を心に決めた後のことでした。転勤できる可能性もかなり高かった。だけど当時の私は怒りしか湧いてきませんでした。
なぜもう少しだけ早くこの話が来なかったのか、掴めないチャンスなど来ない方がマシだとも。会社にではなく、自分の中の何かに対してやるせない気持ちでいっぱいだった。
もう１つは恋愛に関してです。私は何年も彼からの答えを待っていたけれど（結婚ではありません）、彼がその決断を下したのは私の気持ちが離れたすぐ後の事でした。冷めた気持ちは二度と戻ってこないし、あれほどの時間がありながら何故今になって？という思いしかなかった。
しかし結果は叶わなくて良かったんだと今は思えますし、何に対しても未練はありません。けれどＯさんの事をきっかけに、私には他に原因があるような気がして答えを探し続けている。
願いを持ち続けたまま諦めるって難しい。
